神メモ2~3話一考。

この日記は本日の大分早い段階に書いています。きたる英語の試験で”何もなければ”この文章が今日の日記になる(なった)と思ってください。

一昨日から神様のメモ帳を見始めました。あれはですね、私の中でも最もお気に入りのアニメの一つなのですよ。

私は別に萌え要素があるからアニメを見ているわけでもありませんし、嫁とキャッキャウフフしたいからツンデレマニアなんでもありません。というかまあ本当にキャッキャ以下略したいのならツンデレじゃなくてデレデレ選ぶと思いますけどね、そこはほら、意見の相違です。

で、アニメ神メモの特徴といえばJ.C.STAFFが原作をあまりにも改悪してしまったせいで一部意味不明&大不評という結果を招いたということですが、私はそんなにストーリーが破綻しているとは感じませんでした。

しかし2、3話にかけてのストーリー、これが解説を読まないと若干腑に落ちない点もありました。私の思っていた内容とは真相は少し違ったみたいです。

まず簡単に2、3話の概要だけ説明しておきます。というかまず神メモの世界観から説明しないとですねw

都心の繁華街やその周辺の高校などを舞台に、普通の高校生である主人公・藤島鳴海と、雇い主である探偵アリス、探偵をサポートするニートたちが活躍し、ドラッグや暴力団といった現実的・都市的な脅威を描いている。(出典:うぃきぺでぃあ)

基本的には数話完結で簡単なミステリー、推理モノです。

で、2、3話ですが、こういうお話です。

アリスとその仲間達は、ある日少女からとある依頼を受ける。少女の名前はメオ。数日前父親である草壁昌也に「金庫にある鞄を持って逃げろ」との連絡を受け、それ以来彼とは連絡がつかなくなっていた。依頼内容はその父親の捜査であった。

鞄の中には現金2億円が入っていた。さらに調べると、草壁はかつて暴力団に関わっており、脱会後「ハロー・コーポレーション」という人材派遣会社を設立していたこと、さらにはその会社が岸和田会の資金を融資して設立していたことが分かった。

そこでアリス達が暴力団関係者を中心に聞き込みを進めていくと、あることが発覚。

それは、ハローコーポレーションが岸和田会からマネーロンダリングで不法所得していた金の総額が3億円だったということ。そして、消えた1億円は草壁と共に会社を共同設立した三河という男が着服していたということ。

アリス達はそれらの状況や実際的に残された2億を持っているメオを岸和田会側が探していたということなどを踏まえて、草壁が三河らに誘拐されたと断定。草壁を助ける手に出る。

問題はこちら側にある2億をどうするか。相手方が暴力団である以上、そのまま渡すだけで草壁を返してくれる保障はない。そこで主人公藤島鳴海は残された2億を自分達で使い果たしてしまうことを提案。

2億円を小分けにして人々に配り歩いたり、草壁自身の口座に小分けで入金したりを繰り返し、その振込明細書を鞄に入れて金曜の午後3時直前にハロー・コーポレーションの所へ持って行く。主人公は三河に対し、「2億は全て草壁の口座に振り込んだ。来週の月曜日の銀行業務開始と同時に岸和田会の口座に送金する」と言った……

という感じで結局事態は事なきを得るのですが、皆さんどうですか? 分かりましたか?

もちろん私の説明は非常に不足したところがあると思うのでその辺はアニメを見てほしいところなのですが、これ、よくよく考えるとちょっと分からない点もあるんですよね。

で、私なりに憶測をしたことがあったんです。それが以下。

まずなぜこういう結末で事なきを得られたのか。それは簡単です。

アリス達は草壁の口座を経由して岸和田会の口座に2億送金すると言いました。では、それで何が起きるか。当然、不審な大金の動きがあったとあれば、国税局が黙ってはいません。岸和田に振り込まれた2億が穏やかな金でないと調べがつけば、送金先である岸和田会の身元は割れます。もうお分かりですね。暴力団側としては、これではマズいわけです。

しかしここで一旦矛盾が生じます。草壁の口座から送金するには、その口座の持ち主である草壁自身がいなければなりません。主人公達が鞄を持ち込んだ時、三河はそれを指摘します。

主人公はこの時、内輪に銀行のシステムを容易にハッキングすることが出来る者がいるとハッタリを飛ばすのです。

それを鵜呑みにした三河は慌てて銀行に電話をかけます。しかし今度はハッタリなどではなく本当に、ハローコーポレーションから銀行への電話回線をあらかじめ接続出来ないようにしていました。

となるとその送金を取り消すため岸和田会側に残された手はただ一つ、名義本人、つまり草壁を銀行に、銀行が閉まる3時より前に連れて行かなければならなかったのです。そこを待ち伏せして、一気にドーンと、そういうことでした。

しかしこれでもやはり不明瞭な点は残ります。

主人公側にいた方のヤクザ、「平坂組」の連中が必死に銀行のATMから草壁の口座に入金していたのは分かります。では小分けにされた2億のうち、道行く人に封筒に入れて1万ずつ渡していたのは何だったのか。

私は、これも恐らく封筒を渡した人達に、これこれこういう口座にこのお金を振り込んでくれと頼んでいたのではないかと思います。実際、それを配っていたのは「ヒロ」という人で、この人は、言ってみればヒモで、そして封筒を受け取っていた人はみんな女性だった……これが意味することを考えれば、これで合っているのではと思っていました。

この件に関しては、調べましたが真相は分かりません。しかし事件の根本的なところには、もっと裏が潜んでいたということが、このサイトを見て知ることが出来たのでした。

どうも拙文&長文失礼致しました。

そして、読んでいただいた方、ありがとうございました。

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