色鮮やかで、確かな、一欠片。

タイトルは思いつきです。ええはいすいません爆発しときますよ……

まぁあながち日記の内容と矛盾しているというわけでもないんですけどね。

私は今まで、恋というものをしたことがありませんでした。

そういうことを言うと「じゃあ小中のアレは何だったんだ」という声が挙がるかも知れませんが、私は正直あまり、乗り気ではありませんでした。この辺、某SNSに日記を投稿していた頃に詳述した気がします。恐らくこのブログでも履歴を漁ればきっと見つかることでしょう。良心的な皆様はどうぞお探しになることの無きよう。

だから物心ついた時にはもう決まっていたのです。私の気持ちなんてね。

知らないフリをしていただけ。

最初こそ白々しい “フリ” だったかも知れないけど周りの話を聞く限りでは、いつの日かそれがフリではなくなっていたのでしょうか。自分の中ではそんなこと思ってもみませんでしたが、本心にさえ嘘をついて、生きてきたのかも知れない。

その「かも知れない」に薄々気付き始めたのが、ようやく、大学に入ってからでした。それだけ――中学までの気持ちを忘れた気でいられるだけ――高校生活が青春として充実していたと考えられなくもないですが、三条で過ごした3年間も、本心に迷いや揺らぎなんてありませんでした。あるわけがないんです。

ここにきて自分の気持ちを伝えたことに後悔はありません。伝えたこと自体、そして伝えた結果には、ありません。

ただ、もっと早く伝えたかった。

誰よりも早く伝えたかった。

今と違う結果が待ち受けていようとも、そしてどんな惨めな気分になろうとも、早く伝えたかった。

それは男を見る目を疑うあまりあれだけの魅力を持ちながら一時期ソロ充になろうとさえした彼女のためでもあり、彼女にどんな苦しみを吐露されてもプライドがため表情一つ変えず淡々と二つ返事してきた私への戒めでもあります。

どんなに烏滸がましいと思われてもいいからもっと彼女の気持ちを考えてやるべきでした。誰と付き合ったと言われても、別れたと言われても、私は自分のことを考えるので精一杯だった。そんな自分がどうしようもなくて、情けなくて。

そしてそれ以上に、自分の気持ちに気付いてからそれを伝えるまでのこのもどかしい数年間という月日は、今の私の気持ちを壊していると思います。想い続けただけ、そしてそれを必死に隠し続けて来ただけ、離れたくない、一緒にいたい、という気持ちが、今、強い。

仮定法だけの思い込みは嫌いですが、もしもっと早く伝えていて、伝える言葉を間違えなくて、上手くいっていたとしたら、こんなことにはならなかったんだと思います。思うだけです。彼女の話を聞く限りそもそもOKが出ることもなかったんでしょうが、そうしていたら、一層これまでと変わらず自分を貫き通せていた。そんな感じがします。

おかしいですよね。

自分から依存すんなっつってんのに。

俺が会いたがってたらどうしようもねぇじゃんか。

Twitterで度々流れてくる噂にもならない噂に一喜一憂してるのもどうかと思います。ですがいずれなかなか会えない時期は訪れる。そんな時、いま依存していると、きっと辛さが増すと思うんです。その辛さを乗り越えられるかどうかが、今後一緒にやっていけるかどうかの節目なのかも知れませんね。全くもう未経験者が何をほざいているのかと。

今を耐えることでこれからが楽になるかも知れない。

逆に、今を生きることでこれから耐えなければならないかも知れない。

ゼロサムというか、トレードオフというか。

人生なんてそんなもんなんでしょうか。

別にネガティブになってるわけじゃないんですよ。むしろ今がこれまでで一番幸せだとさえ思います。この幸せが永遠に続けばいい。でも永遠など存在しない。だからこれからのことは自分の手で作り上げていく。

まぁ、はい。色々喋りましたが。

それだけがただ一つの悔いです。

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