Power Automate Desktopが無償化されたので試してみた
1ヶ月のブランクが空いてしまいました。
今月2日にMicrosoftからPower Automate Desktopを無償化すると発表がありました。動作環境はWindows 10で、今後Windows Insiderのプレビュービルドでも配布される予定です。
ダウンロード
Microsoft公式サイトにて配布しています。利用は無料ですがインストール時にMicrosoftアカウントの入力を求められます。
Power Automate Desktopってなに?
Windowsでの操作を自動化できるツールです。日々人間がルーチンのごとくこなしてきた退屈な作業のあれやこれやをフローとして定式化し、自動でやらせる、という、いわゆるRPAってやつですね。
割と以前からAzure上で似たようなサービスが既に提供されていたのですが、これはそのデスクトップ版という位置づけになるんだと思います。Azure版では主にブラウザやWeb APIを叩くビジネスロジックに特化していましたので、デスクトップ版はデスクトップ操作に特化させているということになるんでしょうね。
実際にやってみた
用意されている全部の操作を動かすのは、とても分量が多くてできそうにないし、目下自動化したいようなルーチンもないのでとりあえず何かやってみることにします。
今回はテキストエディタ(秀丸)を立ち上げて “Hello world!!” と入力して閉じるだけのフローを書きました。そのままだとあまりに操作が早くて見えなかったので合間にウェイトをかける処理も入れてます。
実行するとこんな感じ。