VirtualBoxにUbuntu 18.04インストール
新しいUbuntuが公開されていたので早速使ってみましょう。
環境
| ホストOS | Windows 10 Home (64-bit) |
| 仮想化ソフト | Oracle VM VirtualBox 5.2.12 |
| ゲストOS | Ubuntu 18.04 |
ゲストのRAMは4GB、ストレージは100GBとしました。
OSセットアップ
何気に真面目に書いたことなかったので書いてみます。
ISOイメージを入れて起動するとこんな画面。日本語にして「Ubuntuをインストール」を選択。
まだ日本語入力できませんが、このままでいいです。
そのまま進んで……
アカウントも適当に。
インストールが始まるのでしばらく放置。
インストールが完了しました。
「インストールメディアを取り出してからENTERを押下せよ」と書いてありますが、メニューバーの「デバイス」→「光学ドライブ」を見ると既にイジェクトされているので、構わずこのままENTERでOKです。VirtualBox有能。
これでOSの基本セットアップはおしまいです。
root有効化
インストールしたらVB標準のスクショ機能が使えなくなってしもたん。。。
せっかくなのでガッツリ使えるレベルまで設定したいと思います。まず初期状態ではrootにパスワードが設定されておらず（sudoはできるけど）root権限に入れないので、これを解決します。
いきなりTerminalでコマンドゴリゴリになってしまいますが頑張ってついてきてください。
# rootに昇格
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo su - root
[sudo] minato のパスワード:
# パスワード設定
root@mianto-VirtualBox:~# passwd
新しい UNIX パスワードを入力してください:
新しい UNIX パスワードを再入力してください:
passwd: パスワードは正しく更新されました
root@minato-VirtualBox:~#終了後はexitで元のアカウントに戻れます。
apt-get更新
Ubuntuの風物詩であるところのapt-get更新です。
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo apt-get updateVim更新
これもUbuntu風物詩。OS標準で入っているのはVim-Tinyといって最小限の機能しかないらしく、これをリッチにします。
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo apt-get install -y vimSFTPサーバ導入
あろうことか今バージョンにはSFTPどころかFTPサーバすら入っておりませんでした（前からそうだっけ？こんなことやった覚えないんだけど）。
これではせっかくHost Only Adapterの設定をしてもホストとファイルのやり取りができません。
なのでFTPサーバをインストールしてsshも使えるようにします。
# FTPサーバ
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo apt-get install -y vsftpd
# FTP設定
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo vi /etc/vsftpd.conf
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# コメント外す
write_enable=YES
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd.shroot_list
ls_recurse_enable=YES
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# FTPログインできるアカウントを入力する（新規作成）
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo vi /etc/vsftpd.chroot_list
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minato
root
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# サーバ再起動
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo systemctl restart vsftpdここまででFTP通信ができるようになっているかと思います。
次にsshを有効化します。
# sshインストール
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo apt-get install -y ssh
# 設定変更
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
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# コメント解除＆パラメータ変更
PermitRootLogin yes
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# ssh再起動
minato@minato-VirtualBox:~$ sudo systemctl restart sshこれでWinSCPやらFileZillaやらでゲストOSにアクセスできるようになっているはずです。
次回はこいつにRailsサーバでも立ててみようかなと思います。
