中古白ロム F-02Eを買ってみた。

2年前に機種変でN-07Dからガラケー(P-01F)に買い直しまして、それ以来白ロム化してしまったN-07Dに格安SIMを挿してしばらくサブ機として使っていましたが、昨日見事破損させましたので、この際だからということでネット通販で見つけたF-02Eを買ってみました。

基本スペックは以下の通りです。

OS Android 4.1.2
CPU NVIDIA Tegra 3 AP37 1.7GHz
通信方式 3.9G Xi
バッテリー 2,420mAh
RAM 2GB
ROM 32GB
液晶 FHD(1,920×1,080)
カメラ 1,630万画素裏面照射型CMOS

購入価格は2万円です。高いととるか安いと取るかはその人次第でしょう。私は…スペックを考えると妥当、実機として触ってみると、やや高いような印象を受けました。以下、レビューです。

SIMはOCNモバイルONEのSMS対応。用途はTwitter、LINE、それからたまにスクフェスかな。そう考えるとオーバースペックか?

【デザイン】 ★★★★☆
いいと思います。13年モデルだけあって洗練されている印象。

【携帯性】 ★★☆☆☆
携帯には不向きです。先代がN-07Dという非常にコンパクトな端末だっただけにこの辺は流石に劣っている感じがしましたが、一般的なフルスペック機と考えるとまぁまぁ妥当なのでしょう。

【ボタン操作】 ★★★★☆
特に問題ありません。先代で物理ボタンにはやや失敗しているのでもう中途半端なセンサには頼りたくない(笑)

【文字変換】 ★★★★☆
Simeji利用。いつも通りよく動いてくれます。レスポンスもN-07Dと比べると速やかな感じ。

【レスポンス】 ★★★☆☆
全体としての反応速度は、2GBもRAMを積んでいるとはいささか思えません。CPUが限定要因となっているのかどうか、私には分かりませんが、少なくともクアッドコアではあるし、中で何か処理してるのかなぁ。別に不満ってほどでもありませんが、びっくりするほどサクサクでもないです。

【メニュー】 ★★★★☆
Jelly Beanの操作には慣れっこです。

【画面表示】 ★★★★★
とても綺麗。正直、これだけのために買ってもいいレベル。流石FHDのことだけはありますね。ただこれが全てを引っ張っているんだけれども(笑)

【通話音質】
通話しないので無評価

【呼出音・音楽】 ★★★☆☆
呼出音は使わないので分かりませんが音楽に関して標準でステレオミニプラグを搭載しているのはありがたかったです。

【バッテリー】 ★☆☆☆☆
持ちません。これに期待を寄せて買ったのですが、期待外れでした。もっとよく調べてから選べばよかったと思っています。ある程度知名度の高い端末のためAmazonで3k出せば大容量バッテリーが入手可能であるというのが唯一の救いです。

全体としては、一般的な端末のように思います。重くて携帯には向いてないけど、動作は安定してますね。ついでですが指紋認証が結構高精度で役に立ってます。カメラの画質も悪くない(先代は俺の使い方が悪かったのかパソコンに転送して拡大して見ると凄く粗かった)。

白ロム+MVNOを検討されている、あるいは現在使われている方々で、恐らく最も多い懸念、悩みは「セルスタンバイ問題」にあるでしょう。

実はN-07Dだった時、OCNのデータSIMだったのですが、セルスタンバイが発生していました。ご存じないという方はこちらのサイトなどをご参照頂ければ。

要するにセルスタンバイ問題とは、「システム設定→電池→セルスタンバイ」の 圏外時間が100%データ通信中異常な速度でバッテリーを消費している状態のことを指します。3Gのみで起こりLTE回線なら起こらない等迷信染みたものが諸説ありますが、私の現状を鑑みる限り LTE回線であっても発生するという事実は間違いないです。厄介なのは使うMVNOによってその状況が大きく変わってくる、ということです。

で、このF-02E+OCNモバイルONE データ専用SIMという組み合わせでもセルスタンバイ問題は残念ながら起こってしまいました。ただN-07Dに挿していた時と決定的に異なるのは、 いつも圏外時間が100%というわけではないという点でした。下のスクショをご覧頂ければ分かると思います。

更にこの「圏外時間」、起動時間に反比例するように減っていき、最終的に0%になってしまいました。これはどういうことだ? セルスタンバイ問題は依然として発生しているのか? バッテリーの減りだけを見ていても分からないのは、この端末がFHDであるために異常なまでに画面表示だけで電池を食っているというのが最大の原因です。

ただ私の端末ではスリープ状態で画面をOFFにしていてもかなりのスピードで(おおよそ1時間に5%程度)バッテリーが減っていたため、まだ問題解決には至っていないと判断しました。

そこでSMS対応SIMです。これを挿したことによりセルスタンバイ問題は理論的には完全な解決を見たはずです。設定画面でも確認できました。写真は2時間駆動していますが、再起動をかけた直後から圏外時間は0%でした。

さて、電池の減りは……変わらない! じゃっっっっっっっっっっっかん改善されたようにも思えますが、きっと気のせいでしょう(笑) ただスリープ時のバッテリー消費はまあまあ向上したように感じました。これも言うほどではありませんでしたけど、使ってる時よりかは減り具合の改善幅は大きいような印象があります。

さてさて、このF-02E、とんだ じゃじゃ馬端末でした。

考えてみればそうです。この大きさで全部入り、挙げ句の果てに指紋認証ですよ。状態良好で20~25kという相場にまず疑問を抱くべきでした。フルスペックでリーズナブル。ならどこか間引いているに決まってるじゃないか!そうだよバッテリーだよ!!(号泣)

ただまぁ、そう嘆いてもいられないですし、バッテリーが壊滅的という問題点を除けば(いや除き切れないんだけど)それ以外にこれといったおかしなところもないですし、何よりゲームがヌルヌル動くのがビックリしました。これに関しては先代以上のパフォーマンスでした。そんなこんなで手放すわけにもつゆあらず、何か対策はないかと色々考え回った結果、本日一つの答えらしきものを見つけ出しました。

はい。名前から分かりますように、恐らく中華製です。日本語の使い方が非常に胡散臭い。まぁ翻訳側の問題かも知れませんが、正直最初はこんなものには手を出したくなかったです。ただY!スマホ最適化ツールだのBattery Mixだの一通り調べ尽くして、ほぼほぼ最終手段としてインストールしたのがこの点心節電だったわけです。

まず胡散臭い日本語が大嫌いなので言語設定をEnglishに変えます。別に中学英語でギリいけるくらいの単語しかないので大丈夫です。

で、設定を次のようにしました。

これでバッテリーを最適化(Optimize)すると、他の節電アプリに比べてかなり持つようになります。裏で何をやっているか正直よく分からないのでちょっと怖いんですが、まぁ背に腹は代えられないというか何というか。

とりあえずはこれでしばらく様子を見ようと思います。

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