ドクはどうやって色んな時代の金を入手したのか。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画があります。私が世界で最も面白いと思っている映画です。本当です。これを観ずしてSFは語れないと言いたいくらいです。ここから私はハリウッド映画全般が好きになりました。

で、主人公マーティの友人?であるところのエメット・ブラウン博士、通称ドクは改造してタイムマシンにしたデロリアンを使ってマーティに先立ち色々な時代を旅していました。確かBTTF2でしたでしょうか、マーティが二度目に1955年に戻ったとき、ドクは彼にありとあらゆる時代で生活できるよう種々の紙幣を渡していました。

でも、これってちょっと不思議じゃないですか?

よく考えて下さい。彼らは85年の人間です。当然85年のお金しか所持していないわけです、最初からね。だったらどうやって、何を元手に時代の違う現金を入手したのでしょうか。

私はアメリカ経済史にあまり詳しくないので言及はできませんが、劇中あの場面でそういう描写があったということは少なくとも55年と85年では違うドル紙幣が普及していたのだと考えます。というかそれを前提に話します。

無論タイムマシンを作るくらいイカれた発明家です。よくない手段を用いてお金を入手していたとしてもおかしくはありません。こういうとクレイジーな開発者みな犯罪者みたいな言い方で申し訳なく思いますが、それでもドクは少なからず過激派をちょろまかして不正にプルトニウムを手に入れていたのですから、ちったあ悪いこともしてそうですよね(笑)

まぁそれを考えてしまうと元も子もありませんので、もうちょっと建設的な提案をしてみます。

そうですね、例えばドクは時代の違う自分と会ってしまうと大変なタイムパラドックスが云々と言っていましたが、実際30年前のドクと何らかの方法で連絡を取っており、その際に自分が未来から来た自身だと証明した上で何かを担保に未来のお金と過去のお金を交換していただとか、あるいは未来から持ち込んだ物を売ったりしてね。

とにかく、何もないところから突然お金を手に入れるってのはあり得ないですから、その矛盾を解き明かすのは一つの興味深い考察だと思いますよ。皆さんなら、さてどう考えるでしょう。

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