文房具業界の素晴らしさ。
最近、コクヨのスタンプのりというものを買ってみました。
その名の通りテープのりをハンコのようにペタペタと貼っていけるスグレモノで、地元朝刊のとある連載記事をスクラップにしている今の私にとっては非常に便利なものなのです。
とかく文房具というのは「おもしろ文具コーナー」があるように、何かと一工夫加えられた、一風変わった商品が陳列していることも少なくありません。デザイン性、実用性の優劣はともかくとして、こうした文具業界のチャレンジャブル精神はあらゆる業界が模範とすべきものなのではないかなと思っています。
憶測になりますが、ステーショナリーの分野では未だに多くの「こうあって欲しい」、「こんなものがあればいい」という探究心が顕在であり、それを形にするバイタリティにも溢れている。そして、他の大規模な事業と比べ一度の開発にかけるコストもそこまで莫大にはならない。そうしたファクターが重なって、文具業界の一つのよさに繋がっているのではないかな、と個人的には感じます。
ですから――少なくとも日本の――文具業界は、今しばらくは永らえていける力があるのではないでしょうか。