AzureにGitLabコンテナをデプロイしよう
お久し振りです。近頃は「Docker : AI : Azure = 7 : 1 : 2」くらいでのらりくらりやってます、みなとです。
実は大阪の同期向けに最新技術動向の勉強会も開いたりしているのでその辺の話もこちらでいずれできたらなぁと思っています。
さて、早速ですが今回は待ちに待ったDockerです。誰が待っているのか知りませんがいきなりクラウドにデプロイします。
本当は例によってVirtualBoxとかローカルでの方法をご紹介するのが筋かとは思うのですが、この頃出張が立て続き、手持ちのSurfaceではどうもリソース不足に陥りがちなので先んじてAzureを使います。
アカウント作成
Microsoftアカウントをお持ちの場合は一度に限り30日間 / $200が無料試用枠として使えます。アカウントをお持ちでない場合も新規に作成することができます。
高性能、高可用性を求める本番運用には当然使えませんがお試しレベルならこの額あればまず不足することはないでしょう。
無料枠の登録はこちら↓からどうぞ。
リソース グループ作成
Azureではクラウドサービス上で一つのシステム(まとまり)を「リソース グループ」として構成します。例えば仮想ネットワークの中に2台のマシンを冗長構成して、バックエンドにSQL Serverを立てる、などですね。
後付けで作ってもいいのですが何か気持ち悪いので私は先に作りました。
こんな感じで。
Web App on Linux作成
今回はDockerコンテナとしてデプロイするのでWindowsではなくLinuxのWeb Appを作成します。
「リソースの作成」→「コンテナー」→「Web App on Linux」を選択。
リソース グループを先ほど作成したものに。App Service プランはとりあえずRAMが4GB弱あるのにしておいた方が無難です。
コンテナは「gitlab/gitlab-ce」を持ってくるように指定します。
接続確認
サービスが上がったかはApp Serviceの「概要」で分かりますが、すぐにアクセスしても謎の502エラーを吐かれてしまうようなので気長に20分くらい待ちます。
待っても出てこない場合はFTPやSSH接続してログを確認してみるとよいでしょう。
うまくいけばこんな画面が表示されるはずです。
ね、簡単でしょう?