AIのべりすとに涼宮ハルヒの憂鬱プロローグを書かせてみた
本日も雑談枠です。最近小ネタが多くてすんません。
AIのべりすとって?
文章を入力するとAIがその続きの文を書いてくれるというサービスです。
入力した文章
とりあえず古のオタクなら10人中10人暗唱できるであろう、涼宮ハルヒの憂鬱の冒頭1段落をまるっと入れてみました。
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫、2007年)
なお、設定で幾らか文章スタイルを変更できるみたいだったので、それぞれ試してみました。詳細オプションはデフォルトのままです。
「脱サンタクロース」なるか。
ノベルス
デフォルト設定
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
「……」
そういえば俺は子供の頃から夢見がちの子供ではなかったなぁと思い返す。
そもそも物心ついた時にはもう親父もお袋も家には居なかったし、姉貴は親父が死んですぐに蒸発してしまったのだから、サンタが来るわけがなかったのだ。
「幼少期からサンタを信じていなかった」というコンテキストから「それはサンタ役になる肉親がいなかったからだ」と非常に自然な流れになっていると思います。
ゴーストライター
なるべく文体をコピー
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
子供の頃の俺は馬鹿だったから、親に「お前は将来なにになりたい?」などと聞かれると決まってこう答えたものだ。
「僕はね、サンタになるんだ」
もちろんそれはおままごと的な意味で言ったわけじゃない。俺は本気も本気でそう思っていたし、
こちらは逆に「最初から」というよりもっと小さい頃には信じていたというパターンですね。サンタ役がいるおままごとって何だろう。
オルタナv2
小説らしい装飾のある文
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
「まあそうだよな」
「そうだね」
当然のように二人は同意した。しかし俺はそのことにたいしてなんの感慨も抱かなかった。ただ事実を確認しただけのことである。
「じゃあ何歳くらいから信じなくなった?」
「うーん……」
小説らしい装飾の表現なのか、セリフが多く、会話が成立しています。中身の薄い文章にも思えますが、写実的といえば写実的なんですかね。
クリエイティブ
自由な発想と展開
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
サンタがいるかいないかはさておき俺はサンタの存在証明に興味があるのであってその実在にはあまり興味はないのだが、ともかく、俺はクリスマス・イヴの夜にはいつも枕もとに置かれたプレゼントにひどく怯える子どもであったし今でもそうなのだけれど、
溢れ出る西尾維新感。いいね、存在証明とか厨二病っぽくて凄く好きです。
スローペース
話がそれにくい
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないようなどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
そもそも俺はクリスマスの夜に枕元にプレゼントが置かれていることなど一度たりとも経験したことがなかったし、両親が生きていた頃はケーキを食べさせてくれたりもしたが、その両親にしても毎年のように「今年こそはサンタが来るといいな」などと口にしていた記憶はないからやはりそういうものなのだと思うしかなかったのだ。
こちらは何かそういう家庭の事情でサンタの存在を初めからなかったことにされた筋書きのようです。AIのべりすと君は親を殺したがるのですかね……