言語理解

英語の勉強をしていると、「どうやったらネイティブに近づけるか」と考えることがあります。よくあります。なかなか考え込んでしまうことなのですが、これをリスニング対策中とかにやると碌なことにならなかったり。

一番の答えは実地に行ってその感覚を体験することだと思います。じゃあ何であえて日本じゃなくて海外で? って話。それは話す、聞く機会が多いからとかそういうことじゃなくて、もっと脳内の奥深くにある根本的、潜在的な何かを身に付けるためだと思うのです。

昔はスラングとか覚えたらそれっぽくなれるんじゃないかと考えていましたが、言ってみればそういうのは方言みたいなもので、基礎が出来て初めて入り込めるステージなんじゃないかなぁと思い始めています。実際そうじゃないですかね。 “going to” が分からなければ “gonna” は分からないし、 “want to” が分からなければ “wanna” も分からないですから。

そういう絡みがあって、最近は「後に続く言葉の展開予測」が、そうした語学力の基礎になるのではと思うようになりました。どういうことかというと、相手が何かを喋っている間に、話の展開が段々読めてくる的な、そんな感じです。日本語だとよくありますよね。「昨日ハワイに行ってきたんだけど…」と切り出されたら次はその感想が来るなとはある程度読めるじゃないですか。ネイティブはそれを無意識にやってるんじゃないかと。そしてそれを英語でも無意識にできるならば、ただ聞いているだけのリスニングよりも遥かに単純に、かつしっかりと聞き取れるのではないでしょうか。話の内容に重きを置くなら “and that” とか “that is because” とか意味を持たない文節はいちいち理解しなくていいですから。

まぁ本当のところは分からないですけど、とりあえずそういう考えで次の英検は臨もうかなと思います。

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