かつての意中。
物心ついたときから今の彼女が好きだったのかと聞かれると、案外そうでもなかった、というのが正直なところです。
もちろん彼女と出会ったのが小学校高学年に入ってからだったので、簡単に言ってしまうとそれ以前に好きだった人がいた、というだけのことなのですが、よくよく思い出せばそんなこともあったなぁ、と。
思い返せば、私は小さい頃からわりと女好きだったかも知れません。決定的な根拠がどうとか経緯がどうとかはここではお話しするに値しませんが、何というかもうね、死にたいよ。
最初に狙っていた?というか正直好きだったかどうかなんて今更どうでもいいことなんですけど、とにかく私が「好きだ」と思うかそう錯覚していた相手というのは、ある幼馴染でした。
私は小2まで地元の親しい友達2人とつるんでいましたが、彼らもまた彼女のことを気にかけていたようです。さっくり言うとあれなんですね、仲間内の一種マドンナのような存在だったわけです。今といい昔といい、よくもまぁ出来の悪い男なのにこうも高望みするもんです。しかしそれがどうして上手くいったりすることもあるんだから、人生というのは本当に何が起こるか分からないですよね。
幼馴染の男友達のうち1人が小3に上がる前だったかな、県内の別の地方に引っ越したんです。その絡みで結局彼女の意中はどうだったんだという話にもなって、最終的には引っ越した彼が好きだったって説も一時あったにはあったんですが、まぁ私が今知りうる彼女のパーソナリティにおいて、この3人の選択肢に限定することはないんだろうなと(笑)
そういうことを考えると、どうして今まで彼女が俺に振り向いてくれなかったんだろうというある種後悔のような念は、私の身勝手なわがままだったんだろうな、と感じます。
自分がそういう対象として見られていない以上、彼女にも好きな人がいる。当たり前のことです。それくらい分かっています。そしてそれが過ぎ去ったことだということも、これからを自分がそれ以上に幸せにしてやらないといけないということも、心の奥底ではとうに分かっているつもりなのです。
寝る前考えることは大体後ろ向きで考えても考えても答えの出ないことばっかりだという謎の現象はどうやら一般的に成り立っているらしいということを先日バイト先のパートさんから聞いたばっかりなのでこれ以上の詮索はやめにします。というかするつもりもなかったんです。ただ最近ブログ書いてないなぁというのと、ベッドに入った瞬間ふと思い出してしまったので……
パソコンの電源を落としてしまったこんな時に、タブレットがあるのは利便性至極のことなのですが、今日のような場合ではむしろ自分を苦しめてしまいますね。