School Days一考。
前回のブログで東京に引っ越した旨をお伝えしましたが、諸事情ありまして7月から大阪に住んでおります、みなとです。ちなみに言うと来週から1ヶ月ほど中国暮らしですので、近頃所在地が安定しないみなとでもあります。
そんなこんなでバタバタしておりまして、やはり引き続きHPの更新が滞っているのはただ申し訳ない限りです。これからもなるべくコンスタントに更新できるよう努力させて頂きたい所存ではありますが、社会人になって深く考える機会が少なくなり、仕事で開発をするようになって自宅でプログラムを打つことが億劫になり、とどのつまりこのHPで書けるようなネタも日を重ねる毎に少なくなり(笑)
なので、どうでもいいことでも、こうして少し思うことがあれば極力文字として書き起こすようにはしています。といったところで閑話休題。
表題の件です。ここ数ヶ月でSchool Daysをまさかまさかの2度も見る羽目になりまして、色々考えることがあったので書いてみようと思います。ちなみに1回目は東京にいた頃、片道1時間弱かかる通勤中にdアニだったかで、2回目はまさに今日、ニコ生の一挙で見ました。何が楽しくてあんなアニメ2周しなきゃならないんだって感じでしょうけれども、実は個人的にそこまで嫌いじゃなかったりして。
「誠氏ね」のコメントがあまりにも知られたSchool Daysですが、実際問題、彼は一体どの段階で誰を選択するのが正解だったのでしょうか。誰と付き合えば一人も死なずに済んだのでしょうか。無論優柔不断なのは論外であったと言わざるを得ませんが、それでももうちょっと平和に終われる選択肢が他にはあったはずです。彼がアニメ本編で肉体関係を結んだヒロイン別に見ていきたいと思います。ちな当方原作未プレイ勢ですので悪しからず。
西園寺世界
先ほどこのアニメを2周したと言いましたが、実は高校に入学した直後、私は4話辺りまでを一度だけ見ていました。その時点で個人的に好きだったキャラが世界です。理由は単純至極、ツンデレだったからです。っぽく見えたからです。
という来歴があるので個人的にどうしても贔屓目に見てしまうところはあるのですが、誠が世界と付き合うのであれば言葉になんか目を向けないか、向けて付き合ってコレジャナイと感じた直後に、きっぱりとその関係をやめて世界に鞍替えすべきだったのです。
その時点で少し怖いのが刹那の存在ですが、まぁ後々発つことは知れたことですし、序盤であれば許されたでしょう。許されなくても真っ当な三角関係だろうしね。
清浦刹那
一番早くて入学直後。それなら誰も介入しない(笑) 次点で最善はやはり文化祭ですかね。実行委員の片割れが骨折ウンタラで欠けた時にチャンスはいくらでもあったはずなので、あそこまでフィニッシュを引き延ばさなくてもハッピーエンドには持ち込めたのでは。まぁどっちみちフランスに飛び立つので彼女に関しては望み薄ですかね。
加藤乙女
世界の次に可能性あったのが乙女ではないですかね。あれだけ言う度胸があるなら最初から言えよっていう。しかも同中出身? 据え膳じゃん。
本筋の外で結ばれるならそれはそれでアリ。文化祭までもつれ込んでしまうなら少なくとも言葉、世界との修羅場は避け難いでしょうか。
黒田光
コイツはマジで謎です。何がって誠と肉体関係結んだことがです。ていうか水着回でお前泰介のことが好きって言うとったやんけ。今更何やねん。しかもヒロインの中で一番そういう描写多くなかった? 回数多くなかった?
このように馴れ初めが既におかしいのでどう言ってみようもないのですが、誠と知り合うならやはりあのプールが最初でしょうか。でもその時は完全に泰介√入ってたし、こいつとヤった時点で既に女性関係に疲れていた感は出ていたので、もう手遅れだったかな。
小渕みなみ / 小泉夏美 / 森来実
光がヤったと知った後でワンチャン4P乱パを仕掛けた言葉いじめ常習犯のクソ馬鹿トリオです。問答無用で却下だこんな奴等。
桂言葉
最後まで勿体ぶりましたが、メインヒロインとして幸せな結末を迎えるならやはり言葉を選択するのが妥当だったでしょう。そもそもOverflowの家系図を見る限り世界と刹那は少なくとも誠と遠縁だったようですし(家系図が支離滅裂過ぎてどこまでが血縁だかよく分かりませんが……)。
よくよく考えてみれば、恋愛関係的に最後まで正しくあり続けようとしたのは彼女ただ一人だけでした。それもあるし、献身的で心優しく、時に強情で、生きるのが不得手で、可愛くて、おっぱいが大きくて。
なので私は本来あまり好みのタイプであるとは声を大にして言えないのですが、しかしここまでどうしようもないガバマンばっかり揃ってしまうと「普通って何だっけ」ってなって、結局ヤンデレが一番まともなように思えてしまうのです。
はい、そんな個人の好みはどうでもいいとして、じゃあいつ付き合うの、っていう話。選択肢はいくつかあったはず。
まず最善が最初に告白した時。ここでOKを貰っているのだから、付き合いが思い通りにいかないだけで捨てるのは明らかに誠の不手際であったと言わざるを得ません。何を動機にして恋慕の情を抱いたのかにも依るところではありますが、そうは言ってもたかだか学生の恋愛です。そんな深いことまで考えずとも問題ないのです。
次に、世界に一度靡いたが「これは練習」と突っぱねられていた時期。概ねプール~文化祭まではまだ後戻りもできたでしょうね。ここで恋愛対象から世界を切っていればまだ誰も死ななかった。
最後はクリスマスに買い出しで言葉と再会した時でしょうか。もうほとんど修復不可能、誠の死亡確率も3割は超えてしまうかも知れません。でもここで3人で今一度現実に向き合い、しっかりと話し合えていたなら、誠が世界と言葉の片方に対して目を背けることがなかったなら、1人は救えたかも知れない。アニメのSchool Daysが救いようのない結末で終わったのはある意味12話が決定打だったと言えるのでしょう。
結論。誠氏ね。