【WJPP】其の貮・咲-Saki- 阿知賀編(奈良県)
西日本聖地巡礼計画(West Japan Pilgrimage Project)堂々の第二弾です。「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」の舞台の一つとなった奈良県に行ってきました。
奈良市
自宅から1時間ちょっとで行けるやん! ということで意気揚々と最初に向かったのは奈良駅でした。
綺麗でしょう? ド田舎なんだぜ、これ……
JR奈良駅を北に出て「やすらぎの道」という道を30分ほど歩くと奈良市立中央体育館が見えてきます。奈良県大会が開催されたのが、ここが舞台だということです。
ちょうど今年の10月からネーミングライツがどうたらこうたらで「ならでんアリーナ」と名称変更していました。この日は弓道か何かの大会があったらしく、帰りしなの女子高生がたくさん歩いていたのが記憶に残っています。
はい、奈良市はこんなもんです。
エラい短いなぁと思われるかも知れませんが、それもそのはず、今回も起きたのが案の定お昼を回っておりまして、色々準備して出発が2時、1時間電車に揺られて3時には到着しましたが、徒歩で片道30分というのが大誤算でした。遠 す ぎ る。
着いた瞬間「何か新潟っぽい雰囲気を感じるなぁ」とは薄々感じはしましたが、いやはやまさかあそこまでとは……ね(笑)
ということで奈良市編終了。
吉野郡下市町
聞き慣れない地名でしょうか。簡単に言えば「阿知賀」です。
奈良駅から更に1時間、行けば帰りが辛くなるのは目に見えて分かっていたのですが、せっかくここまできて1箇所回っただけで引き下がるわけにはいかなかったのです。時刻はそう、6時を回っていましたが。
奈良駅からはJR大和路快速で王寺まで、そこから和歌山線で吉野口という駅まで行きまして、改札内で近鉄吉野線急行に乗り換えます。
が、気を付けて頂きたいのが、ICカード乗車の場合は改札内乗換で出場処理をしなければならないという点です。ここでピッてやらないと到着したときに詰みます。特にこの辺は致命的です。如何せん無人駅のオンパレードですから(笑)
越部という駅で降ります。出口が一つなので迷いにくくてよろしいかと思いますが、車通りの多い2車線の道に出たら右に向かいます。
しばらく歩くと右手に原付以外進入不可の細い分かれ道があるので、そこを曲がって椿橋を渡ります。
椿橋を渡るとまた2車線に出るので、そこを右に。あとはずっと真っ直ぐで阿知賀です。
酒屋さん?みたいな所から右手を見ると、こんな感じになります。原作第9巻の186頁に載っているそうです。私は見たことあるようなないようなという感じでした。
この時すでに午後7時を回ろうかという頃合いでした。一見外灯があるので明るそうにも見えますが、全然そんなことありません。車が時たま通りかかるくらいで人気もなく、知らない夜の田舎道を歩くのがこんなにも恐怖かと実感しました。
このように、咲-Saki-の聖地巡礼は皆さんの思っている以上に田舎です。今後行かれる方は遅くとも昼前までには現地に到着しているようにして下さい。どうしても間に合わず、夜に行こうという方は心して下さい。
まとめ
田舎田舎と散々罵って奈良の方々には申し訳ない気持ちもありますが、逆に私はこれを期待していました。
東京に3ヶ月、大阪にそろそろ4ヶ月というところで、これだけ都会に缶詰めだとビル街にもアスファルトにも少なからず嫌気は差してくるというものです。もちろん都会生活はまだまだこれからですが、たまにこうして自然に満ち満ちた場所に行くと心が落ち着くんですよね。
アニメの舞台にも行けて安らげるのだからこんなに一石二鳥なことはない。ただ忘れていたのが、田舎であるが故の便の悪さです。近鉄が15分に1本で「なげぇよ」とか思って帰りの電車を待っていたのですが、思い起こしてみれば地元は40分に1本だったなぁとしみじみ、ね。
しかしながら個人的に阿知賀に行けたのは嬉しいのですが、やっぱり日の出ているうちに行きたかったなぁという思いがありますので、もしかしたら阿知賀編の巡礼、忘れた頃にもう一回くらいやるかも知れません。
次回こそは午前中に起きて和歌山か兵庫を目指します。