route 116
皆様、お久し振りです、パイソンみなとです。
どういうわけか今週末は三連休でございまして、さあどうしようか、天橋立でも行こうかなと思っていたのですが、調べたところどうやら電車で片道4時間弱とガッツリ長距離遠征になってしまうので、今回は見送ることにしました。
で、とりたててやることもなかったので、去年の中国出張からめっきり手付かずだった作品を仕上げようと思いました。前回と同じくこちらに置いてありますので、もしよろしければご一読頂ければこれ以上の幸せはないです。
最後に小説を書いたのが一昨年の10月ですから、およそ1年半振りくらいになるのでしょうか。一応プロットは立てていましたが、コンセプトが右往左往してしまったのは本当にもうどうしようもなくどうしようもないですね……。
今回も半分実話、半分フィクションといったところです。小学校の記憶を死ぬ気で掘り起こして書き起こしているので、前回よりは割と事実が多いんじゃないかと思っています。ただ10年以上も前の記憶なんか誰がどう思い出しても100%にならないので、多少食い違いがあるやもしれません。ご了承下さい。
作品についての思い入れやその他の雑感などは、今回はあとがきとして入れているのでそちらを御覧下さい。
あとがきで言及していますが、細々と続けてきた執筆活動も、ひとまずはこれをもって終止符としようかな、と思っています。
一番大きな理由は、ネタ切れです(笑)
社会人になってあまり物思いに耽ることもなくなった、というのもありますが、単純に、もう文章として書きたいものがなくなってしまいました。年を追う毎に創作意欲が薄れていってしまっているのかもしれません。
それから、時間の問題。
大人だから、仕事をしているからと言って「時間がない」というのは、私としては使いたくないのです。が、そこはどうしても優先順位があります。高校や大学の頃は試験前に勉強さえしていれば後は好きなことだけを好きな順番でやっていられました。今はそうはいかない状況です。仕事が終わらないとかいうのではなく、趣味としてももっとやるべきことがあるんじゃないかと思い始めているのです。ていうか、あります。
そういうことを考えると、やりたいこと、もちろん他にも色々あるんですが、少なくともこれは、もう十分なんじゃないかな。ある程度、やり遂げたんじゃないかな、と。
なので、小説の更新を楽しみにしていて下さった皆さん――そもそもいるかどうか分かりませんが――本当に申し訳ないです。でも、私に書けるようなものは、もうないと思います。
「もの書き」としての私こと青鷺長閑を応援して下さった方々、また3年間、みんなで切磋琢磨し合うことができた、今の私の作風を作り上げた高校時代の文学部の連中に、この場を借りて、とんでもなく今更感溢れる、そして感謝の涙に溢れる、お礼を厚く、心から厚くお伝えしたいと思います。
本当にありがとう。
ありがとう。