HHKB Professional HYBRID Type-Sを買いました
2年前の秋頃に初めてHHKBに手を出した記事を投稿していました。
サムネほとんど変わんねぇじゃねぇか、と思われるかもしれませんが、実はこのHHKB、昨年のちょうど今頃にリニューアルされて新発売されていました。
そのことは知っていて欲しくはあったのですが、いかんせんその1ヶ月前に仕事用に1台キーボードを買い足していて、金銭的困難があったのでなくなく諦めていたんですよね。ちなみに買い足したのもHHKBです(Professional 2 Type-S)。
で、まぁこういう状況ですし、家でコーディングする機会も増えてきたし、そろそろ賞与の時期かなという勢いもありまして、継続的に金欠気味ではあるのですが、つい手を出してしまいました。
簡単にいえば、これでHHKBはこれで3台目ということになります。1年おきに1台買っている状況を鑑みるとお世辞にも経済的とはいえませんね。でもしょうがない。欲しいんだもの。ちなみに全部US配列。
- HHKB Professional2 墨 ・・・ 在宅用
- HHKB Professional2 Type-S 白 ・・・ 仕事用
- HHKB Professional HYBRID Type-S 墨 ・・・ 自宅用
なぜHHKBなのか?
「キーボードなんか、文字入力できれば何でもいいじゃん」と思われる世間一般大多数の方には1台3万円超のこのキーボードをあえて選択する感覚が分からないのではないかと思います。ぶっちゃけ私も未だによく分かってないです。
最初のProfessional2を買ったときは「たしかにいいキーボードだけど、俺には向いてないかもな」というのが正直な感想でした。何というかキーが重たいせいで打鍵にモタつきが出るし、音も結構出るから一人暮らしとはいえ頻繁にネット通話をするスタイルには不向きだったからです。
ところが、それでも血迷って買ってしまったProfessional2 Type-S、これが全ての大番狂わせでした。職場で使っても違和感ないくらいの静けさ、それでいて私の頭の中を常にマッハ100で駆け巡るインスピレーションを邪魔しないスムースな打鍵感。限界まで手に馴染むこの心地よさたるや、HHKBをして他にあらず、といったところではないでしょうか。
キーバインド
リニューアルされたHYBRIDシリーズから、DIPスイッチによるキーマップ変更に加え専用ツールによるソフトウェア的な配列変更が可能になりました。ソフトウェア的といっても設定はキーボードに直接書き込まれるらしく、デバイスをまたいだ使用にも対応しているようです。
私は今のところDIPスイッチだけで事足りてます(今までにツールがなかったので)。ちなみに1, 3, 4がONでそれ以外がOFFです。つまり、Windowsモードの、DeleteキーがBackSpaceの、左◇キーがFnキーです。Fnキーについては慣れれば右下の1個だけでも対応できるんでしょうけど、左ShiftやCtrlと複合するときにやっぱり左にあった方が直感的に使えるんでね。
パームレスト
YouTubeで低反発のパームレストを置くと疲労が激減するという紹介動画を見たことがあったので騙されたと思ってついでに買ってみました。
近所の家電量販店に売っていた1500円くらいの安物ですが、これがなかなかいい感じです。手首の高さが自然な位置にきてラクになります。仕事用にもう1個買おうかな(沼)。
まとめ
PCでゲームをされる方々にはゲーミングキーボードという(キーボードに限りませんが)ある程度のプロダクトが販売されています。私的にはRGBで光ってりゃ何でもゲーミングって風潮には賛同できなくて、せめてCherryの軸系使っとけよという感じはありますが、それより何よりゲーム以外の目的でPCを常用している勢に向けられたデバイスというのが割に推されていないように思います。
まぁそういう人種なら推さずとも勝手に自分で最適解を見つけ出すので販促的には知ったことか、という感じなのかもしれませんが、まぁやっぱりゲーミング以外の、ってなるとこの界隈じゃ選択肢なくなりますよね。マウスはトラックボールがあるけど、じゃあキーボードは?っていう。スイッチ方式に限らず、配列とかキー荷重とか、色々考えるところがあると思うんですけど、需要ないのかなぁ。
まぁ御託はさておき、これからプログラムをやろうと思っている方やエンジニアの道を目指そうと思っている志高い方で形から入ろうとされている方々にはRealforceをオススメしておくこととし、筆を置かせていただきたく候。