テスト前。
大学に入って5回目の期末試験、1週間を切りましたので簡単に振り返っていきたいと思います。
労働経済学Ⅰ[専・03]
マクロ経済学な観点から労働供給、労働需要を分析するのが主な話題でした。総需要・総供給分析において同様の解析手法を用いるのでマクロ経済学Ⅱとの並行履修が望ましいです。持ち込みは不可だったと思いますが難易度的にはそこまで難しいことはやっていませんし、ある種常識問題的な事柄も多いのでしょうか。
マクロ経済学Ⅱ[専・04]
上記の労経と被っている内容もありますがこちらの方が発展的です。マクロⅠで習ったIS-LMに労働市場や生産関数を入れ、価格と経済成長の関係性を導き出します。Ⅰと比べるとかなり難易度は上がりますが、それだけにしっかり理論的な側面が理解できているかが求められると思います。
国際マクロ経済学Ⅰ[専・04]
IS-LMを基軸にマンデル=フレミング・モデルとしてBP曲線を導出し、固定・変動各為替相場制が導入されたもとでの国際市場を分析します。やっていることはそれなりに難しいですが、私の入っているゼミでの内容や、あるいはここもマクロ経済学の視点を含みますのでその辺がしっかり理解できていればかなり腑に落ちるところもあります。持ち込みは可ですがレジュメに頼らなくてもスラスラ解ける程度には公式の導出方法やそれが示すところなどを掴んでおくべきと思います。
ファイナンスⅠ[専・04]
統計で学んだ分析手法を金融・証券市場に応用します。前半の講義では統計学を習わなかった人、あるいは習ったけど忘れた人のために平均、分散の公式や導出についてやります。中間試験を挟んで後半はインベストメント理論に入ります。授業内容と日々習うことが乖離し過ぎていて講義自体はあまり身に付くようなものではなかったです。
数理経済学(ゲーム理論)[専・04]
皆さんご存知tkmy教授のゲーム理論です。単位取得率2割というある意味新大経済学部のラスボス的講義だと捉えられなくもないですが、2年後期に組織の経済学Ⅱで基本的な理論をやっていた私としては、授業内容は十分に理解できるものでした。まとめとして配布された練習問題もやはりシンプルな問題が多く、少々の希望を抱いております。とりあえず最も難しい講義でありかつ期末のラストを飾る講義でもありますのでここは有終の美を飾って後顧の憂いなく夏休みを満喫したいところです。