この世界に入ったきっかけ。
皆さんは、自分が今持っている趣味にハマったきっかけ、なんてものを憶えていますでしょうか。
大学の人達に聞くと、そもそも趣味なんてない、食って寝るのが趣味だ、などとよく言われますが、みんなそんなものなんでしょうかね。別に悲しいとは思いません。むしろこの歳になって趣味を持っている方がおかしいのかも知れませんし。趣味がないほど忙しいのかも知れません。趣味がないほど忙しい「何か」をしているのかも知れません。まぁ言及はしません。
私の場合はどうか。
アニメやラノベに関してはホームページで紹介している側面もありますが、他の趣味でもそうで、とにかく周りの影響が大きいです。自我なんて最初からあったのか、ってくらい、自分なりに好きなことなんて見つけられません。
元々、私の通っていた中学の図書館にはラノベなんてほんの数冊程度しか置いてませんでした。ですが、逆に言うとその限られた数冊の中にハルヒが含まれてしまっていたことが、全ての始まりだったように思います。
いや、ハマりましたよ、ハルヒは。図書館で憂鬱の開始2行くらい読んで、それからは全部自分で買い揃えて読みました。当時よほど暇だったのか知りませんが、1日2冊ずつ買っていました。いや、憂鬱だけじゃなくてね。あれほど本というものに読み耽ったのは、以降もうないと思います。あの本にはそれくらい惹きつける魅力みたいなものがありました。
ラノベは、それから「半分の月がのぼる空」と「キノの旅」、あと「しにがみのバラッド。」もちょっと読んだ気がします。この3作は最初から図書館に入っていました。よく考えたらそれも異常でしょうか。
YouTubeでアニハルを見始めた頃からでしたかね、とらドラとシャナも読んでいました。この2作は希望図書で置いてもらったんだと思います。恐らく主に私達の集団のせいで。私の中ではハルヒと半月がぶっちぎりで面白かったです。次点でとらドラでしょうか。
中学卒業までは、アニメよりもラノベでした。どれくらいかと言うと、知り合いの名前を聞かれた時に、間違ってラノベの主人公の名前を平然と口に出してしまうくらいには(笑)
本格的にいわゆる「深夜アニメ」を見始めたのは高校に入ってからでした。中学時代はまだYouTubeでごく普通にアニメが見れた時代でした。罪悪感もありませんでした。著作権の知見からしたら言語道断でしょうけど、そうしてありふれた環境でアニメの知名度が勝手に上昇していくという状況は、文化的にはよいものだったのだと今でも信じています。
高校に入ってすぐ私は何故かスクールデイズを見ようとしました。いや本当に分かりません。何でそんなものに手を出そうとしたのか。結局4話でギブアップしました。
それからアニメのとらドラ、エヴァ、らき☆すた、みなみけ、なのは等々。最後まで見たのはわりと少ないです。なのはなんかはStSでヴィヴィオが攫われた辺りで止まっています。大卒までにシャナと禁書目録を制覇することを目標にしていますが、その中によしんばなのはを入れられたら…なんて。
パソコン。
いつからパソコン依存症になったのかと言われれば、それはやはりきっとハルヒの影響が大きいのだろうと思います。ハルヒがなければYouTubeを見ることもなかっただろうし、ネットに浸かることもなかったでしょう。
一口にパソコンと言っても色々あります。基本操作のアレやコレというのは、私にとっては所詮作業に過ぎませんから、これは趣味でも何でもないわけです。
ではパソコンを自作したのも自分のパソコンが欲しいための作業なだけだったのかと。分かりません。根本的に図画工作の類はまったく不向きなタチなので、自分でもまさか組み上げて一発で起動するなんて思ってなかったんです。それで自作って楽しいなって思っただけで、本当はここに至るまでに幾つも挫折を経験するはずだったんです。ですからやはり、パソコンが私の趣味と言うならば、それはソフトウェア的なことを言うのだと思います。
Webデザイン。
プログラミングとどっちが先かと言われたら実は高校に入学した時点で若干齧っていたのでそちらが先なんですが、いかんせんその時点では「齧った」程度にすら至っていなかったので、そこではアプリ開発に関して何ら感動を見出だせずにいたわけです。最初にホームページを作ったのは、本当のオリジナルを辿るなら中学時代の学内HPですが、あれはWordで作っていましたし、どちらかというと私の慣れないWYSIWYG型デザイニングなので、省略します。ただそこでもまぁHP内にシュミレーションゲームを作っていたり、色々やっていましたね(笑)
大学に入って間もなく入門のHP作成指南書を買って、大体その通りに青チェック基調の初期「Project STEP」を創設しました。最初から鯖はfc2でしたが、今とはまったく違うデザインでしたよ。残念ながらもうそのファイルは私も破棄してしまいました。とにかくHTMLの禁じ手を色々と犯した、頭の悪いHPだったのではないかとw それからは色んなサイトを巡ったりして、「これいいな」って思ったデザインは剽せt(ゲフンゲフン 参考にさせて頂く等々。現在のRWD版に相成りましたとさ。
あぁそうそうきっかけの話でしたね。私がHPを作ったのはただ自分のプログラムを公開したかったからです。最初のプログラムはVBで作った…画像ビューアーでしたっけ。そこから小説を公開したり高校の勉強法を書いてみたりと雑多になった結果、サイトの修正がこんな面倒なことに……(笑)
プログラミングは…やっぱり、クリエイティブな精神からだと思います。昔から私はRPGツクールだったり小説だったりで「イチから何かを作り出す」というのが大好きで、それをPCまでこじらせた結果だと思っています。だからプログラミングっていうのは俺にとっては物語を作るのと一緒なんですよね。日本語がおかしいと波線が引かれるように、コードが間違っていると、コンパイルが通らない(笑)
そういう考え方では、小説も実況もプログラミングも、それからWebデザインも、その根底にあるのは、小3くらいの時に作った一つの物語なのだとも思えます。いや、そのルーツも、それ以前に友達と自由帳に落書きした、あの。
もっと色々と書きたかったんですがちょっと書き過ぎました。続きはまたの機会にでも。