私が志望大合格に向けて頑張ってきたこと、また受験を通して感じたことなどを、自分なりの視点から書いていこうと思います。

まず全体を通して言えることが、「プレッシャーに負けてはいけない」ということです。

先生方や両親からの期待、クラスや周囲から伝わるピリピリ感。

この1年間でプレッシャーに押され、現実から逃げ出したくなることは何度もあります。ですが、そのような見えざるものに負けてはいけません。

実際、私よりもずっと勉強家で真面目な友人が、センター当日の緊張感に押されてしまい思うような点数が取れず熱鉄を飲んだそうです。

大学入試だからと言って気張らないで下さい。センター試験は知り合いもいます。みんなで楽しもう、くらいの心構えで丁度良いのです。

次に、必修3科目別の勉強法を書きたいと思います。

私自身、持論として「勉強の仕方は人それぞれで、自分に合ったやり方をいかに早く見つけられるかが得点力アップのカギ」というものがありますので、あくまでも参考程度に。

国語

「記述はそこそこ出来るがマーク式になると全然点数が稼げない」という人が沢山いるそうですが、センター試験の国語は非常に独特で、特に現代文などは集中力を欠くと選択肢を大きく外してしまう原因になります。記述式はもちろんのこと、早いうちからセンター対策問題などで経験を積んでおきましょう。

数学

センターでも二次でも、ある程度の計算力を前提とした問題が出題されます。チャートやサクシードなどで計算力を養い、解き方に少しでも不安が残る場合は基本の公式・定理に立ち返り、分からないところがあれば先生や友人に訊くと良いでしょう。文系の人にとっては鬼門になることが多い数学です。食わず嫌いは絶対にいけません。早めの対策を。

英語

センターまでは短い間に多くの長文を読みこなす練習。余裕があればNext Stageなどでイディオムやボキャブラリーを増やしておきましょう。二次試験は、大学によってかなり差はありますが、センターよりも単語レベルは遥かに高いことがほとんどです。センターレベルや音読英単語では絶対に足りません。新大狙いなら速読英単語を、それ以上ならData Base 5500を徹底的に網羅すべきです。

おわりに

その他、理科や社会は文理あるいは受験する大学によってかなり配点にも差がありますし、理社を二次で課すところも多いです。

私の受験した学部では社会2科目、理科1科目で、最初は社会科、特に出来の悪い地理ばかりに力を入れていましたが、後で理科の方が配点が高いことが分かりました。一次特編初期の生物の偏差値が40台だったのですが、「これではいけない」と思い、それから必死にやった結果、センター当日では偏差値65を取ることが出来ました。

冒頭にも書きましたが大事なことなのでもう一度言います。気張らないで下さい。受験前、景気付けに神社へお参りに行っても良いですが、それ以上の何かを期待するのなら行かない方がよほどマシです。かえってプレッシャーになります。高校生活最後のイベントと思って、みんなで楽しめば良いじゃないですか。

「泣いて今を悲しむよりも、笑っていられる未来のためにがんばろう。」

ましろ色シンフォニー

皆さんの健闘を祈ります。